こんにちは、Mellowです。


3歳の娘と喧嘩をした。
長く続いた今年の梅雨と、ジリジリ照りつける夏の間の、ジメッ…が残った何とも言えない不快さ。
妊娠後期になった大きなお腹を持ち上げたり、下ろしたりの色んな体制でキッチンをうろうろ。
手抜きのフルコースみたいな献立だけど、自分なりに一生懸命晩ご飯をつくっていた。
この日は休日。
パパが久しぶりに飲み会に行くってことだった。
こういう時でも、いつもパパが夕飯を仕込んで行ってくれるんだけど、今日わが家はプール開きをして、日中も何かと忙しくしていた。
そこで珍しく休日のママご飯というわけ。
昼寝から目覚めた娘はごきげんだったけど、今日「マーボー豆腐にするね」って言ったら、「えっ…好きじゃないやつ…」って第一声。
一時期よく食べてくれた定番メニューで、保育園でも出てるんだけどな。
ちょっと嫌な空気。
「できたよ~」って呼んだらトコトコやってきたけど、「好きじゃないのに…」ってグズグズ。
ここ最近の食事事情といえば、食欲減退期。
夏だからっていうのもあるのかな、食への興味が薄いような感じ。
これまでも定期的にやってくる食欲減退と体重減少に、わが家はずっと挑んでいる。
離乳食~アレルギーチェックの時代、嫌がるものは何もなく、何でもよく食べたところから始まった娘の食生活だったから、親はこの時期が来ると切なくなる。
食べることが大好きな両親の子でもあるんだけど、私たちだって酷い好き嫌いを経て大人になっているのだから、当たり前だよね。
そう思っていても、必死に用意したものが残飯となり処分されていくのは、何度経験しても心が痛む。
いつも通り、あれこれ育児ハックや大人が使える魔法を駆使して挑むんだけど、全く食が進まないままなので思わず怒るような口調に変わってしまう。
ついに娘は「おいしくないの。今は食べられない。お腹も痛くてちょっと休む…」と泣きながら席を離れていった。
彼女なりに考えた、精一杯の言葉をたくさん並べて。
今日は空気を変えてくれる大人が他にいないから、気付いたら“しっかり食べさせないと”って執着してた。
1食くらい、食べなくても良いのよ。
食べられる量にムラがあるのも、わかってる。親のエゴなのさ。
ハッとして、なんだか涙が出てきて、悪魔のダイニングから逃げていった娘を見たら彼女も泣いていた。
「お腹だいじょうぶ?ごめんね、怒って。」
「うん、大丈夫になってきた。」
「どうして食べてほしいかっていうと、栄養をたくさんとって、元気でいてほしいからなのよ。
嫌いなものも一口はチャレンジして、色んな食べものをおいしいく食べられたら楽しいからね。
だからパパとママは美味しくなるように作っているんだ。」
「わかった。もう少し休んだら食べてみる」
私がダイニングに戻って食事を続けていると、しばらくして娘がスッと立ち上がって「食べてみるね」って近づいてきた。
また2人で泣いた。
それで一口食べて「うん、おいし」って言ってくれて泣きながら笑った。
思い出すだけでも泣けてくる。
娘は気付けばもう、1人の人間で、確実に赤ちゃんから遠ざかっている。
いつの間にか自分の意思がしっかりあって、その気持ちを言葉にできる。
そしてこんなにも親と対等に、言葉と言葉で戦えるようになっている。
初めての育児で、3歳児のポテンシャルに驚かされた出来事。
こうやって少しずつ“人“として向き合うようになっていくんですね。
初めての育児はいつまでも初めてなわけで、子が巣立つまで学びの日々が続くのかと思うと、ちょっと気が引き締まる思いです。
久しぶりになってしまったブログは、私たち親子にとって大切な一日の話でした。




コメント